人と歴史を繋ぐまちを目指して

どんなお仕事をされていますか？

主に住宅・店舗の建築施工と建設資材の販売施工を営んでおります。

そのほか、「将来続くまちづくり」と「伝統・文化の継承」を後世に伝える担い手として、南松野にある自園に国登録有形文化財「旧岩渕火の見櫓」を移設、再建し、園内に無上帑という名の茶寮を運営しております。

　今後、地方では人口減少と高齢化という問題が大きな課題となり、地方の自立をしていかなくはならない状況となる事が予想されます。

現在、インバウンドなど、海外の観光客などを誘致し、地域に潤いを与えようと、各地域、努力をしている現状が見受けられます。しかし、将来続くまちづくりをする為には、日本の人たち、地域の人たちが人の繋がりをより深く形成し、そのまちの歴史と、地形、自然を理解し、まちの個性、特性を出すことが重要と考えております。 弊社は、富士山の景勝地であるこの地域の景観に寄与する建築と保存を続けて参ります。

トライアルパーク蒲原に期待することって何ですか？

先程の話と同様ですが、昨今では地域の合併によりまちの個性が失われつつあるかと思っております。そういったなかで、静岡市の一番東にある蒲原は、東の玄関口として重要な位置であります。
若い人たちがこの地域に対し、愛郷心を持ってもらえる一つのきっかけとなる場所になること。そして蒲原だけでなく隣接する地域、静岡県全体が盛り上がることを期待しております。