地元の食材を生かした提供を行っていきます。

10月29日にトライアルパークにオープンした「天然鮪 角－kaku－」の後藤利夫さんにインタビューしました。

Q.オープンしてから一か月ほど経ちましたが、お客様の反応はどうですか？

八洲水産から天然鮪を仕入れていますが、それを知っている人が多くて、やっぱり味が良いと言ってくれますね。私も長年魚をさばいてきましたが、天然のものは養殖のものとは脂の乗りが全然違いますね。八洲水産がこのネタを一押しで売り込んでいる気持ちがよく分かります。

Q.どのようなご経験をされてきましたか？

最初はサラリーマンをやっていましたが、手に職をつけたいと思い、和食と寿司のお店に修行に出ました。それから何軒か和食のお店を経験した後に、30歳で地元である富士市で一戸建てのお店を構えました。磯料理やうなぎ、活魚等もやっていました。これまでずっと和食の道を歩んできたので、できるだけ自分の経験を生かした仕事がしたいと思い、今回ここで働くことに決めました。

　魚のさばき方としては、刺身と干物のような保存食にするのではもちろん違いますが、筋目に逆らって切るのが基本です。そうすると口に入れたときのキレが違いますね。そういったところも味わっていただきたいと思っています。

Q. 今後に向けてひと言お願いします！

こういった場所でこれだけ良質な鮪を取り扱っているところは全国的にも珍しいと思いますし、今後多くの人にご来店いただきたいと思っております。また天然鮪以外にも、利酒師に選んでいただいた日本酒もご用意しております。清水港で水揚げされた天然鮪をぜひ食べにいらしてください。