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no. 47

静岡県立吉原高等学校
国際科3年

栗山はなこさん

まちの未来を拓く─ 栗山はなこさんの挑戦と成長

トライアルパーク蒲原に関わり、新たな挑戦を繰り広げる人々と、それを支える地域の声を紹介する「トライアルインタビュー」。今回の第47回目のゲストは、栗山はなこさんです。
栗山さんは、高校2年生のときからトライアルパークに興味を持って、施設や蒲原のまちを盛り上げるために様々な提案をしてくれました。今回は、昨年のインタビューから今までの栗山さんの成長過程やトライアルパーク蒲原に対する思い、そして今後の展望についてお伺いしました。

Q. 栗山さんはトライアルパークのポスターの提案をしてくれました。その時からの周りの変化や活動に対する思いの変化を聞かせてください。

トライアルパーク蒲原がオープンしたばかりのとき、パークで開催しているイベントや蒲原のことをもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、ポスターの作成を提案させていただきました。
トライアルパークでは、インスタグラム等のSNSで様々なイベント情報を発信していましたが、SNSをやっていること自体を知らない人が多く、多くの人にもっと広めていきたいと思ったことがきっかけでした。そこで、イベント情報に直接リンクするQRコードを大きく紙面に載せて、人々の目に付き、分かりやすいポスターを提案させていただきました。ポスターを作成してから、パークの来場者やSNSのフォロワーが増えてきたと思います。自分の周りの友人もSNSを見てくれていて、だんだんと活気づいてきて嬉しいです。
特に毎年秋に開催されているハロウィンのイベントでは、大人も子どももワイワイとしていて、夜まで盛大なイベントでした。今までハロウィンといえば都会というイメージで、都会への憧れを強く持っていましたが、みんなが楽しく仮装して、集まれる場所が、ここ蒲原で開催されていて、盛り上がっていることを実感して、とても嬉しくなりました。
また、毎月第1土曜に開催していた朝市では、自分が知らないお店もたくさん集まり、新鮮な野菜やおいしいスイーツを手に取ったり、屋外でマッサージ体験などができて、とてもわくわくしました。

Q.高校3年間での活動内容を教えてください。

高校では、地域活性化をテーマにした論文プロジェクトという授業がありました。私は、そこで、トライアルパーク蒲原をテーマに自分自身で課題を調べ、様々な論文にあたったり、トライアルパークのイベントに参加したりして、解決策を探しました。
3年間の活動実績として、紙1枚にまとめ、英語でプレゼンをしました。作成では、トライアルパークのテーマ色を基調にして、誰にとっても見やすく、わかりやすいものにしようと工夫をしました。結果、学校の中でも高評価をいただき、優秀賞をいただきました。

Q.あなたにとってトライアルパーク蒲原とは何ですか?

今までなんとなく、まちのひとたちが閑散としていた雰囲気から、トライアルパークという、まちのみんなが気軽に集まることができる場ができて、蒲原が盛り上がってきて嬉しいです。
まだまだ自分たち学生の中でも、トライアルパークに来たことがない人がたくさんいます。子どもやご高齢の方にも来てもらえるように、パークへのアクセスをより良くすることが大切だと思っています。大学に進学してからも、自分が育ってきた蒲原の町を元気にできるように、様々な挑戦をして、活動を進めていきたいです。

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静岡県立吉原高等学校
国際科3年

栗山はなこさん

静岡市清水区蒲原