パンとコーヒーのお店 NEWS by 河西新聞店
オーナー
河西 健さん
魅力ある雇用の創出から、コーヒーも美味しい町を目指したいです。
どんなお仕事をされていますか?
昭和12年に創業した地元の新聞店として、父で3代目になります。父の新聞店を手伝い始めた頃、毎朝新聞を届ける時、ポストを開けたら新聞とコーヒー豆が入っているサービスって素敵じゃないかなと思ったんです。ただ、豆で届いてもお客様は困ってしまうだろう。しかも市販のコーヒー豆は焙煎から時間が経ったものが多く、新鮮な焙煎コーヒーってどんなものだろうかと、雑誌やフリーペーパーなどで静岡や富士、焼津のお店を探し、酸味があまり得意ではない自分自身にもぴったり合った焼津の有名珈琲店ジハンさんに辿りつきました。2014年からジハンさんに修行に通わせていただいたんですが、ジハンさんで学ばせていただく条件として、自分で焙煎すること、いずれお店を持ちたいという夢を持つことが約束でした。もちろん確定はできなかったんですが、その気持ちを持って修行入りさせていただき、2017年12月に今のパンとコーヒーの店をオープンしたんです。
今は、毎週1回父の新聞配達を手伝いながら、妻が料理教室でパン担当の講師をしていましたので、妻がパンを焼き、弟もコーヒーを学んでいるところなので、トライアルパーク蒲原で次の挑戦としてキッチンカーでお店を持ってみたいという新たな夢ができました。
トライアルパーク蒲原に期待することって何ですか?
トライアルパーク蒲原に期待するところは多々あります。由比・蒲原エリアには地元が好きな人たちがたくさんいます。横の繋がりを大事にする地域性があるので、トライアルパーク蒲原で人と人、モノとモノの交流はもちろん、地元の人と訪れる人のコミュニティの場となり、訪れてくれた人が地域の発信をしてくれたらいいなと思います。
それから、「魅力ある雇用の創出」も期待したいところです。これは我々地元事業者の仕事でもありますが、老若男女問わず「魅力ある」という点が重要だと感じています。
人が増えれば地域創生につながります。自分自身の個人的な夢とリンクしますが、まずはキッチンカーからスタートし、いつかトライアルパーク内に工房を構え、私自身まだまだ勉強中ですが、焙煎などコーヒーの経験や知識を継承できればと妄想しています。
トライアルパーク蒲原で焙煎教室なども面白そうです。
蒲原・由比地区には自家焙煎店が少ないので、蒲原や由比が「コーヒーも美味しい町」になってくれたらいいなと思います。
information
パンとコーヒーのお店 NEWS by 河西新聞店
オーナー
河西 健さん
TEL: 054-375-2507
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