希翠園 代表
服部 大希さん
庭造りからまちづくり
どんなお仕事をされていますか?
庭師として、主に個人宅の庭造りや手入れを行っています。7年修行をしたのちに、自分で独立してからは3年になります。
その人のライフスタイルに合わせた庭を造ることを目指していますが、その中でもこの作りは得意だなというのは和風モダン。古き良きものを残しつつも新しいものを取り入れる。年齢的にも昔ながらの和の庭を僕が作るのは何か違うのかなと思うところもあるので。庭師は自分のお客様を見つけたらその人と長い付き合いになり親密になっていくので、そこが個人宅の面白いところですね。
みんなの想火は今年で3年目ですが、きっかけは静岡の駅ビルで開催された「天空の坪庭」という庭の展示会。僕が最年少で出店していた時に、若い子の力を見てみたいからやってみないかといわれたことがきっかけ。話を聞いてみたら、全国で繋がろうとする取り組みや主旨が素晴らしく、二つ返事でやりますと言いました。
みんなの想火自体は今年で最後になりますが、今後も竹を再利用した自分なりの作品を作り、独自のイベントとして続けていきたいと考えています。
また、今回初めてマルシェを主催させていただきましたが、元々は本業の営業ツールの一環として始めたものです。マルシェでサボテンや植木等の植物を買ってくれた人に対して庭の提案をする営業スタイルをとりました。植物買ってくれる人は少なからずガーデンニング等に興味のある人なので、そこが自分のビジネスモデルと考えマルシェによく出店するようになりました。そこで出店していた時に仲良くなった人たちに声掛けをして、今回初めて主催者としてマルシェを開催することができました。
その他にも、ラジオ番組のパーソナリティや自身のYoutubeチャンネル等もやっています。
トライアルパーク蒲原に期待することって何ですか?
この場所は日本のちょうど真ん中じゃないですか。そこが一番の強みではないかなと思います。
僕自身、これまでは蒲原を通り越して富士の方に行っていたので、ここが無かったらおそらく来ることはなかったと思いますね。だからこそ他所の人がここで立ち止まれるような形になっていくとすごく面白いなと思います。景色も良く本当にいい場所ですし。
僕もまちづくりには興味があり、将来的には庭造りからまちづくりに繋げていきたいと考えています。こうして一度イベント開催させていただいたので、トライアルパーク蒲原とは今後もイベントやそれ以外のことでも関わっていきたいと思いますし、多くのことを学ばせていただけたらなと思っています。